「分権型社会の実現に関する決議」を採択
表彰式で挨拶する秋坂会長
埼玉県町村議会議長会では、平成21年2月27日、埼玉県自治会館において、平成20年度の定期総会を 開催した。 総会では、本会並びに議員共済会埼玉県支部の予算・決算等について審議・決定するとともに、町村の 当面する問題について決議を採択した。 議事終了後、来賓各位を迎え、平成20年度自治功労者表彰式が挙行された。 「分権型社会の実現に関する決議」
現在、我が国は、米国に端を発する世界的な金融危機の影響を受け、経済の停滞を余儀なくされており、 先行きの不透明感が強く、地域経済は深刻度を増している。 こうした中、地方が、将来に向け、明るい展望を拓いていくためには、国と地方がそれぞれの力を出し 合い、支えあっていくことが重要であり、国は国家存立及び国家基本戦略に係る役割に専念し、地方のこと は地方に任せるべきである。まさに、分権型社会の実現が望まれる。 町村は、平成の市町村合併により、その数約1,000団体と激減したものの、国土に占める面積は4割 を超え、国民の生存を支える水や空気、安全・安心な食料の供給、自然環境の維持と災害に強い国土の安全 など我が国の中で大きな役割を果たしている。町村こそ、将来我が国を支える源となるものである。地方 分権改革は、こうした町村の役割を十分に踏まえたうえで、推進を図るべきである。 よって、下記事項の実現を図るよう、強く要請する。 記 1 国と地方の二重行政の解消、国による過剰関与・義務付け・枠付けの廃止・縮小等を着実に実施すると ともに、医療保険等国ですべきことは市町村に任せず国の責任で実施すること。 2 全国画一的な制度を見直し、町村の地理的状況や文化・歴史等を踏まえ、町村が主体的に選択、実施 できる制度の検討を進めること。 以上、決議する。 平成21年2月27日 埼玉県町村議会議長会定期総会
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平成20年度 定 期 総 会 次 第
1 開会のことば 2 会長あいさつ 3 議長選出 4 議 事 議事録署名人の指名 会務報告 平成19年度埼玉県町村議会議長会歳入歳出決算について承認を求める件 平成19年度町村議会議員共済会埼玉県支部の決算について承認を求める件 平成21年度埼玉県町村議会議長会一般会計予算並びに会費賦課徴収方法について 承認を求める件 平成21年度町村議会議員共済会埼玉県支部の予算について承認を求める件 決 議 5 平成20年度自治功労者表彰式 6 閉会のことば